資金調達金
1億9000万ドル(2024年10月)
資金調達に関する情報
AIを活用した調達プラットフォームを提供するZipは、シリーズDラウンドでBOND Capitalを筆頭に、DST GlobalやAlkeon Capitalなどから1億9000万ドルを調達し、企業評価額が22億ドルに達しました。これにより累計調達額は3億7100万ドルとなります。この資金は、AI技術の研究開発やグローバル展開の加速に充てられます。
プレスリリース
サービス概要
ZipはAIを活用して、調達プロセスを自動化・効率化するプラットフォームを提供しています。購買申請から支払いまでの全プロセスを一元管理し、ERPやベンダーマネジメントシステムと統合することで、企業がより迅速かつ効率的に購買を行えるように支援します。
業界・分野
調達管理、AItech、SaaS
ビジネスモデル
ZipのビジネスモデルはSaaS(Software as a Service)モデルに基づき、企業向けにAIを活用した調達管理プラットフォームを提供しています。このプラットフォームは、以下の主要機能を通じて企業の購買プロセスを最適化します:
- 調達ライフサイクル管理:調達申請から支払いまでを一元管理し、購買プロセス全体を可視化。
- AIによる自動化:AI技術を活用して、ドキュメントのデータ抽出や契約リスクの検出を自動化し、手動作業を削減。
- ERP統合:企業が既存のERPやベンダーマネジメントシステムと連携し、データやワークフローの一貫性を確保。
- リアルタイムコラボレーション:関係者全員が調達プロセスにリアルタイムで関与できる機能を提供。
収益は、ユーザー数や取引ボリュームに応じたサブスクリプション料金に基づいています。また、大企業向けにカスタマイズされたソリューションも提供し、高いサービスレベルを維持しています。
サービスの特徴
- AI主導の調達プロセス最適化
Zipは、AIを活用して調達プロセスを自動化し、データ入力やリスク管理を効率化しています。これにより、時間とコストを削減しながら、より戦略的な意思決定を可能にします。 - 高度なERP連携
Zipのプラットフォームは既存のERPシステムやベンダーマネジメントツールとシームレスに統合でき、既存インフラを活かしつつ新しい価値を提供します。 - リスク管理の強化
契約やベンダーリスクを事前に検出するAI機能を搭載しており、企業が調達における潜在的なリスクを早期に把握し、リスクを最小化できるよう支援します。 - リアルタイムでの可視化と協業
全てのステークホルダーがリアルタイムでプロセスにアクセスでき、透明性のある購買プロセスが維持されます。これにより、調達の承認プロセスが迅速化され、ビジネス全体のスピードを向上させます。
株式会社Zipについて
Zipは、AIを駆使した調達プロセスの自動化で急成長しています。大手企業の導入が進み、顧客満足度やROIの向上が確認されていることから、今後もAI技術をさらに進化させ、調達管理の分野でのリーダーシップを確立する可能性があります。グローバル展開と新機能の追加により、さらなる成長が見込まれます。