資金調達金
28億円(2024年10月)
資金調達に関する情報
株式会社estieは、不動産業界のデジタル化を推進する企業として、シリーズBラウンドで28億円を調達しました。シンガポールのVertex Growth、日本政策投資銀行などが主要な投資家として参加し、累計資金調達額は38億円となっています。この資金はM&A、AI技術の強化、サービス拡充に充てられ、さらなる不動産業界のデジタルインフラ構築を目指しています。
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000115.000040115.html
サービス概要
estieは、商業用不動産に関するデータ提供と分析サービスを提供しています。代表的なサービスとして、「estie マーケット調査」や「estie 物流リサーチ」などがあり、これにより日本国内の不動産業界での業務効率化をサポート。大手デベロッパーや機関投資家向けのデジタルソリューションを通じて、業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)を促進します。
業界・分野
不動産業界、PropTech(不動産テクノロジー)
ビジネスモデル
estieのビジネスモデルは、商業用不動産市場に特化したデータ提供と分析サービスを中心としたSaaSモデルです。以下のようなサービスラインを展開しています。
- データ提供サービス:オフィスビルや物流不動産に関する膨大なデータを収集・整理し、不動産デベロッパーや機関投資家に対して提供。
- データ分析サービス:「estie マーケット調査」や「estie 物流リサーチ」など、さまざまな不動産アセットの市場動向を分析し、顧客が最適な意思決定を行えるようサポート。
- プロダクトの多様化:現在提供されている不動産アセット売買支援ツール「estie 所有者リサーチ」や「estie 案件管理」など、顧客ニーズに応じたカスタマイズ可能なソリューションを提供。
サービスの特徴
複数サービスの提供による業務効率化
estieは複数のサービスを一体化して提供することで、商業用不動産市場における業務効率化を実現しています。これにより、複数のプロセスを一元管理することが可能です。
- 広範なデータカバレッジ:オフィスビル、物流不動産、その他の不動産アセットに関するデータを包括的に提供。日本最大級のデータ量を誇り、あらゆるニーズに対応。
- SaaSプラットフォーム:SaaSベースのシステムを通じて、リアルタイムでのデータアクセスと分析が可能。ユーザーはどこからでも、必要な情報を迅速に取得できる。
- AI技術の活用:独自のアルゴリズムを開発し、データをもとに市場動向や不動産の価値予測を行い、意思決定の質を向上させる。
- 大手顧客への高い導入率:大手デベロッパーやJ-REITへの導入率は70%以上に達しており、業界内での信頼度が高い。
株式会社estieについて
株式会社estieは、2018年設立のスタートアップであり、商業用不動産市場に特化したデジタルソリューションを提供しています。成長性が高く、データやAI技術を活用して、業界のDXを推進するリーダー企業です。累計資金調達額は38億円に達し、今後のM&Aやグローバル展開にも期待が集まります。