資金調達金
2.7億円(2024年9月)
資金調達に関する情報
株式会社グッドニュースは、職業教育DXプラットフォーム「Careermap(キャリアマップ)」を運営する企業です。今回、既存投資家であるSMBCベンチャーキャピタルや新規投資家の池田泉州キャピタルなどから、2.7億円の第三者割当増資を実施。累計資金調達額は非公開ですが、資金は「Careermap」の新機能開発やセキュリティ強化に充てられ、さらなる事業拡大を目指しています。
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000055573.html
サービス概要
Careermapは、専門学生と企業を繋ぐ職業教育プラットフォームです。従来の紙やPDFで提供されていた求人情報をデジタル化し、専門学校や企業にとって効率的な採用と教育支援を実現しています。特に、学生の就業意欲向上や採用のミスマッチ解消を目指し、専門職のキャリアパスを支援します。
業界・分野
教育業界、HRtech、Edtech
ビジネスモデル
Careermapは、専門学生向けの就職支援プラットフォームとして、以下のビジネスモデルを展開しています。
- SaaSモデル: 学校や企業向けに月額・年額制でプラットフォームの利用を提供。学校は生徒の就職活動をデジタル管理し、企業は専門学生に直接アプローチする機会を得られます。
- 求人掲載・広告収入: 企業は求人情報の掲載や広告枠を購入し、より目立つ形で採用活動を進めることが可能です。
- データ分析サービス: 学生の活動データを活用した就職率向上のためのフィードバックを提供する有料サービスも展開。企業は採用効果を高めるための情報を得ることができます。
- アライアンスパートナーシップ: 教育機関や業界団体と連携し、さらに広範なネットワークで専門職の育成を支援。
サービスの特徴
- 専門職に特化した求人データベース: 建設、IT、医療、美容、飲食などの専門分野に特化した求人情報を提供。求人票のデジタル化により、リアルタイムで最新情報を入手可能。
- 就業支援のDX: 学校の就職支援プロセスを一括で管理し、学生の進路相談や就職活動を効率化。これにより、学校や企業が学生のニーズに即応できる体制を構築。
- 専門学校のDX支援: 学校との連携を強化し、カリキュラムや教育支援も包括的にデジタル化。これにより、専門職の育成がより実践的かつ効果的に行われる。
- データドリブンな教育・採用支援: 学生の学習履歴や企業の採用履歴に基づくデータを活用し、学生の適性と企業のニーズをマッチング。これにより、離職率やミスマッチを削減。
株式会社グッドニュースについて
グッドニュースは、職業教育のDXを推進することで、学生と企業の架け橋を作る重要な役割を担っています。すでに全国160校に導入され、導入効果として中退率や早期離職率の改善が見られています。専門職人材の不足が深刻化する中、Careermapのようなサービスの需要は今後さらに高まり、ビジネス拡大の余地が大きいでしょう。