資金調達金
3億円(2024年10月)
資金調達に関する情報
ポケトーク株式会社は、AI通訳機「ポケトーク」の開発・販売を行っている企業で、訪日外国人向けの多言語対応を強化するため、松竹株式会社から3億円を調達しました。これにより、累計調達額は58.3億円に達しています。今回の資金は、歌舞伎座での多言語対応強化や、東銀座エリアの国際化促進などに活用される予定です。
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000051.000108954.html
サービス概要
ポケトークはAI通訳機で、74言語に対応し、異なる言語を話す人々がスムーズにコミュニケーションできるようサポートします。特に訪日観光客の増加に伴い、日本国内での多言語対応が重要視され、観光地や商業施設、企業の顧客対応ツールとして注目を集めています。
業界・分野
翻訳テクノロジー、AI通訳技術
ビジネスモデル
ポケトークのビジネスモデルは、主に以下の要素で構成されています:
- B2C販売:個人向けにAI通訳機を販売し、旅行や日常生活で使用されます。特に日本の観光業界でのニーズが高まっています。
- B2B・B2G販売:企業や公共機関向けに導入され、ホテルや病院、公共施設での多言語対応を実現します。これにより顧客や市民へのサービス品質が向上します。
- サブスクリプション:通信機能を持つモデルは、月額や年額の通信プランを提供し、継続的な収益を得ています。
- 新機能の提供:「ポケトークS2」などの新機種では、従来の通訳機能に加えて、セキュリティ強化や多言語会議ツール「カンファレンス」などの追加機能も提供しています。これにより企業や自治体での利用が拡大しています。
サービスの特徴
- 74言語対応:音声とテキストによる双方向の翻訳機能。特に訪日客向けの多言語対応で優れた性能を発揮します。
- グローバル対応の通信機能:170以上の国と地域でWi-Fi不要で使用可能。通信プランを付加することで、いつでもどこでも通訳が可能です。
- 業務利用向け機能:「ポケトーク アナリティクス」や「カンファレンス」など、業務用ツールとの連携が強化され、特に企業や公共施設での多言語対応の効率化に役立ちます。
- 長時間のバッテリー持続:新機種はバッテリー持続時間が改善され、長時間の利用にも適しています。
- 簡単な操作性:誰でも直感的に操作できるため、年齢や技術スキルに関係なく使用が可能です。訪日外国人に対しても分かりやすいデザインとなっています。
ポケトーク株式会社について
ポケトーク株式会社は、AI技術を駆使して「言葉の壁をなくす」ことをミッションとしています。特に観光業の需要に対応し、訪日外国人が増加する中で急速に成長しています。今後も技術革新を続け、多言語対応のインフラとして国内外での展開が期待されます。国際化する世界において、ポケトークの市場拡大はさらに進むでしょう。