資金調達金
非公開(2024年10月)
資金調達に関する情報
ハッコウホールディングス株式会社は、東北大学ベンチャーパートナーズ株式会社のTHVP-2号ファンドから資金調達を実施しました。具体的な調達金額は非公開ですが、これにより、独自の発酵技術「アラネア発酵」を基にした新たな発酵食品「醸豆(JYOZ)」の事業拡大に注力。累計調達金額は未公開です。
プレスリリース
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000149782.html
サービス概要
ハッコウホールディングスは、大豆をはじめとする豆類を独自のアラネア発酵技術で加工した発酵食品「醸豆(JYOZ)」を開発・販売するスタートアップです。大豆の特有の癖を抑えつつ、栄養価を高めた無塩発酵食品の製造を行い、健康と食の持続可能性を追求しています。
業界・分野
食品業界、FoodTech、Sustainability
ビジネスモデル
- 製品開発・製造・販売
ハッコウホールディングスは、独自のアラネア発酵技術を活用し、大豆を皮ごと発酵させた「醸豆」などを製造。特に「醸豆 テンペスト」という製品は、豊富な栄養価とクセのない味わいで、料理の幅を広げることができるのが特徴です。 - 国産ルピナス豆の育成
大豆の代替品として、食用ルピナス豆を国産化し、低環境負荷の作物として活用する取り組みも展開。特に水資源の消費を抑えた育成技術で、持続可能な食料供給を目指しています。 - 共同研究と商業化
東北大学との共同研究を行い、豆類の発酵による温室効果ガス削減や、新しい食材の開発を推進。技術と知識を活用し、社会問題の解決に貢献することがビジネスの柱です。
サービスの特徴
醸豆(JYOZ)の強み
- 無塩発酵
塩を使用しない発酵技術を導入しており、高血圧を気にする消費者にも適した健康的な発酵食品を提供。 - 栄養価の向上
大豆を皮ごと発酵させることで、タンパク質や食物繊維を効率的に摂取できる。特に、アミノ酸の吸収を助ける遊離アミノ酸が豊富です。 - 多様な形状
板状、ひき肉状、粉末状など、調理に応じた形状で販売され、日常の食事に簡単に取り入れることが可能。 - ルピナス豆の代替食材としての可能性
低環境負荷で大豆並みの栄養価を持つルピナス豆は、将来的に大豆アレルギーを持つ人々や、環境負荷軽減を意識する市場において大きな成長が見込まれます。
ハッコウホールディングスについて
ハッコウホールディングスは、食の多様化と持続可能性を目指し、豆類を中心とした革新的な発酵技術を開発しています。特に、無塩発酵やルピナス豆の栽培に注力し、環境問題と健康課題の両方に貢献しています。持続可能な食料供給を実現する企業として、今後も技術革新を続け、国内外の市場での成長が期待されます。