株式会社エイトノット|資金調達5.7億円

https://8kt.notion.site/e1be34f808ec46ad962773275f662811

資金調達金

5.7億円(2024年9月)

資金調達に関する情報

船舶の自律航行技術を開発する株式会社エイトノットが、プレシリーズAラウンドで総額5.7億円の資金調達を実施しました。調達は、第三者割当増資と金融機関からの融資を通じて行われ、出資者にはSpiral Innovation Partners、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ、旭洋造船などの企業が名を連ねています。この資金は、自律航行技術「AI CAPTAIN」の機能強化や、開発・販売体制の拡充に充てられる予定です。累計資金調達額はこれで約7.2億円となりました【6†source】【7†source】。

プレスリリース

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000077033.html

サービス概要

エイトノットが開発する「AI CAPTAIN」は、小型船舶向けの自律航行システムです。この技術は、海運業界での船員不足や安全性向上を目指し、船舶の自動運転を実現します。離島航路や地方交通インフラなど、海上輸送が重要な地域での導入が期待されており、国内外の市場での展開を進めています。

業界・分野

海運業界、Maritime Tech(マリタイムテック)

ビジネスモデル

エイトノットのビジネスモデルは、自律航行技術の開発・提供を中心としています。特に、小型船舶向けの「AI CAPTAIN」プラットフォームを用いたソリューションを展開し、以下の要素が特徴です:

  • SaaSモデル:船舶運航者向けに、自律航行ソフトウェアを月額または使用料ベースで提供。
  • ハードウェア提供:AIセンサーやカメラなど、船舶に必要な自動航行用ハードウェアの販売。
  • ライセンスモデル:他の造船企業や運航事業者に技術ライセンスを供与し、収益を得る。
  • パートナーシップと共同開発:旭洋造船などと連携し、船舶建造と自律航行技術を組み合わせたソリューションを提供。

今後は、離島など人手不足が深刻な地域や、長距離貨物輸送にも対応可能な技術を提供し、さらなる市場拡大を目指しています【6†source】【7†source】。

サービスの特徴

自律航行システム「AI CAPTAIN」の特徴:

  • 安全性の向上:船舶事故を減らすため、AIが状況をリアルタイムで分析し、最適なルートを選択。危険な状況を回避しつつ、安全な運行を実現します。
  • 船員不足の解消:自動運転機能により、少ない人員での運航が可能になり、船員不足問題に貢献します。
  • 環境に配慮した運航:エネルギー効率を最適化することで、燃料消費量の削減やCO2排出量の低減を実現します。
  • 多様な市場への適応:国内の離島交通だけでなく、国際市場でも展開を視野に入れており、多種多様な航行環境に対応可能。

株式会社エイトノットについて

エイトノットは、2021年に設立され、船舶の自律航行技術に特化したスタートアップです。海運業界が直面する人手不足や安全性向上のニーズに応える技術開発を進めており、今後の成長が大いに期待されています。離島航路の維持や、新たな水上モビリティ社会の創出を目指していることから、社会的課題の解決と技術革新を推進する企業として評価が高まっています【8†source】。